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ホーム >> 石の本の紹介 >> 晴彫雨読 No.1-20 >> No.5 山里に花ひらく高遠の石工
晴彫雨読No.5 山里に花ひらく高遠の石工

 近年,石仏ブームといわれ,路傍の石仏をツアーを組んで訪れたり,写真に収めて楽しんだりする人がふえている.1997年には日本石仏協会が組織され,「日本の石仏」という季刊誌を発刊しているほか,石仏に対する関心を個人的な楽しみだけにとどまらせず,学術的な調査対象にまで掘り下げて取り組んでいる方々まで幅広く受け入れて,そのブームをささえている.

 その愛好者たちの間で最も人気のあるコースの一つに野仏の里、信州路がある。今回のご紹介は,江戸時代その信州伊那谷に多数輩出したといわれる石仏師や当時の旅の石工(出稼ぎ石工)の業態についてしるした「山里に花ひらく高遠の石工」(春日太郎著).

 高遠町に在住で郷土の文化財保護や歴史研究に尽力されている著者が郷土史に新たな息吹をよみがえらせるべく願いを込め、この本を世に送り出そうと十余年の歳月を費やして書き記した労作である。著者自身が各地に残されている高遠の石工が関わった石仏を直接現地にたずね歩き,その作品や資料を確認するという地道な作業を通じて編纂されている. 信州の名工として今に伝えられている守屋貞治をはじめとして各地で出稼ぎ石工として石仏造立にかかわった石工たちやその作品についての物語りは,石仏の魅力にとりつかれた著者の思い入れも感じられて、石を扱うわたしたちにしみじみと訴えかけるものがある.

 特に,江戸時代,旅の石工としての境遇や待遇,地元の石工との駆け引きなどの記述は当時の日記や文書なども紹介されていて,興味深い.本書は現在市販されていない.著者の手元に残っている部数も10冊程度とのこと.この度,特別にお願いして残り部数を分けていただくことになっている.希望者は著者が高齢のため,山田宛に連絡してください.先着順で対応致します.尚,著者は守屋貞治のことをまとめた「石仏師 守屋貞治」も出版しているが,これは残念ながら在庫がない状態.

 また,高遠の石工について興味をもたれた方は,高遠町教育委員会編纂の「高遠の石仏」が発行されているので直接お問い合わせください.こちらにも,高遠石仏のあらまし,高遠石工の旅稼ぎや守屋貞治のことも多数の写真や資料とともに紹介されている.

本のデータ
・書籍名・著者 山里に花ひらく高遠の石工/ 春日 太郎
・価格 2,500円
・体裁・発行年 B5 233ページ / 1990年
・申し込みは 0224-62-4814 山田まで


 石の本リスト
 晴彫雨読 No.1-20
  No.1 石屋史の旅
  No.2 中世 祈りの造形
  No.3 石橋は生きている
  No.4 FUKUOKA STYLE VOL14
  No.5 山里に花ひらく高遠の石工
  No.6 石の博物誌
  No.7 闇の中の石
  No.8 京都名墓探訪
  No.9 石の匠 石都鑿の響
  No.10 ケルト・石の遺跡たち
  No.11 石の神秘力
  No.12 石と死者
  No.13 議事堂の石
  No.14 将軍・大名の墓
  No.15 牟礼・庵治の石工用具
  No.16 石の俗称辞典
  No.17 石垣普請
  No.18 不思議な石の話
  No.19 石ころの話
  No.20 石のはなし

 晴彫雨読 No.21-40
 晴彫雨読 No.41-60

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